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日常のリズム

一級建築士試験とアナログゲーム等の日記ブログ。

【一級建築士】考慮したこと・配慮したこと

設計製図の試験でやたらと出てくる

「配慮したこと」

「考慮したこと」

 

どう違うのか。

辞書で確認。

 

三省堂 大辞林によると、

 

「考慮」(名)スル

判断・行動の前に、いろいろな要素を考え合わせること。思いめぐらすこと。考え。

「-を払う」「-に入れる」「相手の立場を-する」

〔類義の語に「思慮」があるが、「思慮」はある物事について個人的にあれこれと思いめぐらす意を表す。それに対して「考慮」は人や組織が物事を判断する際にさまざまな要素を考え合わせる意を表す〕

 

「配慮」(名)スル

心をくばること。他人や他の事のために気をつかうこと。

「相手の立場を-する」「-が足りない」

 

はあ。なるほど。

似てるようで、文字に込められた意味が全然違います。

 

今はH27の過去問の研究をしているのですが、計画の要点の設問を改めて読んでみると、文末は全て「考慮したこと」となっています。

つまり「どんな事を考えて計画しましたか」って事を訊いているわけだ。

微妙に違う単語ですが、これが「配慮」になるとニュアンスが変わってくるし、答え方もちょっと変わる。

今まで機械的に「~~に配慮した。」って回答してたけどちょっと違うよなあ。

設問は「考慮したこと」と訊いてきているのだ。

 

【追記①】

H27本試験課題文に

Ⅰ.設計条件 3.その他の施設等

(2)送迎用福祉車両等が利用する「車寄せ」をデイサービス利用者の動線に考慮して適切に設ける。

 

とある。

・・・・・うん?ここは文脈を考えると「配慮」なのでは・・・。

 

【追記②】

Ⅰ.設計条件 2.建築物 (3)要求室には、

建築物全体に係る特記事項として

・レストラン及びギャラリーについては、商店街との連続性を配慮するとともに、エントランスホールからの動線を考慮した計画とする

 

とある。わざわざ使い分けているので、試験元なりの問題作成における何らかの「想い=試験元の想定する模範解答例(がある説)」があるのかも・・・。